講義をした話、反省点も…
こんばんは、ミナルドです
病院の方から「看護学生に講義して欲しい」と要望があり、90分の授業を3回程させて頂きました。
教えるとはなかなか難しいですね。
覚え書きとして、どのような講義の展開をしたのか。注意した点や、意識した点、反省点などなど、検討していきたいと思います。
展開の仕方
まずどの様な展開良いのか調べる所から始まりました。
どうせなら学生の記憶に少しでも残るような講義にしたいですので。
内容説明と自己紹介
まず講義の内容について説明しました。
次に講義の展開の仕方について簡単に説明し、自己紹介しました。
展開の仕方を予め話しておき、展開に混乱しないようにする事と、学生にも考えながら講義に挑んでもらいたい、と思ったからです。
内容について
今回は症状と症状に対する看護の基本でした。
○症状について説明。
○その後学生に「看護師としてどの様な関わりが出来るか」を考え、発表してもらう。
○発表を受けて、教科書や参考書に載っている基本や実際の現場で行なっている対応について話す。
という形式をとりました。
予め展開を説明していたので、講義を聞きながら「自分なら医療者としてどの様な対応が出来るか」考えて欲しかったのです。
まとめ
症状毎に同じことを繰り返し、最後に全体のまとめをし、特に覚えてもらいたいことを強調して伝えました。
繰り返し伝える事で記憶の定着を促す目的です。
またその時に質疑や感想を紙に書いてもらうようにしました。
質問は口頭よりも書いた方が素直な意見を聞けると思った為です。(3回講義があるから出来ました。精神科疾患に関する内容なので、デリケートな質問も可能に出来るかもとも考えました)
また返答を次回の講義にする事で、講義の時間を調整しやすくしました。
自分の知識に自信がない為、質問にはキチンと調べて答えたい、と言う本音もありました。
良かった点
質疑応答を書面で行う事で時間の調整が比較的簡素化出来た。時間も予定通り終える事が出来た。
考えさせながらの授業を展開した事で興味のある人は感想も質問も積極的に上がった。
質問を後日にした事で、曖昧な返答ではなく、キチンと調べた上で答える事が出来た。
感想を書いてもらう事で、後日の講義で改善しながら挑む事が出来た。
反省点
学生に考えてもらう時間と発表する時間も決めて挑んだ方が学生も考え易かったのではないかと思われる。
教える内容が多くなってしまう為、説明が長くなりがち。学生が受け身になってしまい、寝てしまう学生がいた。
一般的に使われる言葉に変換しながら話す方が聞きやすかったと思われる。
学生の興味を引ける話題と関連づける事が出来れば良かった。自分の趣味にやや偏ってしまった。